マタニティマークってちょっと付けづらい

ヘルプマークについてＴＶで特集されていた

今日テレビを見ていたらヘルプマークについてやっていました。
ヘルプマークは何となく意味は知っているけど…

外から見てわからない病気や障害を持った人が何かあった時に助けてくださいと意思表示するマークだよね、とそんな程度の認識です。なので改めて調べてみました。

Q.ヘルプマークとは？
援助や配慮を必要としている方々が、そのことを周囲の方に知らせることができるマークです。

Q.マークはどのような人に配っているのですか？
ヘルプマークの対象者は、義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、妊娠初期の方など、援助や配慮を必要としていて、配布を希望する方々です。

(出典　助け合いのしるし ヘルプマーク)

テレビではMDSという骨髄中の細胞に形態異常が生じるとともに、血球数の減少を来す病気を持った女性がインタビューに応じていました。

電車で優先席に座っていると外見からは健康そうに見えるので、優先席に座っていることを非難されることがあったという女性。
混んでいる電車は見送って空いている電車を選んで乗るそうです。

見える障害、病気ばかりでは無いのに。

かといってはっきりと「自分は病気なので」言える方ばかりではないですよね。
そんな方たちでも意思表示のしやすいヘルプマーク。
これが目に入れば周りから見ても配慮すべき人なのだなと分かりやすいですね。

ヘルプマークは導入されている県が少ないので知らない方も多いのではないでしょうか。
もっと全国的に配布されるようになり認知が広がれば、健康な人も生涯を持った人も暮らしやすい世の中になるのではないのかと思います。

マタニティマークって付けた？

 この特集を見ていて思い出したのがマタニティマーク。
妊娠を経験された皆さん、マタニティマークって付けていましたか？

私は付けていませんでした。
周りからの情報で、母子手帳をもらう際に市役所でもらえると聞いていたんですよね。ところがどっこい。

私の住んでいる市ではもらえませんでした(笑)
車に貼るステッカーはもらえたのですけどね。
まぁ電車やバスを使う機会がそうそう無いので無くても困らないかと結局手に入れることなく過ごしました。

しかし、もしもらっていたとしても、付けるのを迷っていたかもしれません。
私がもらったステッカーも結局は貼らずにいました。わざわざ車にお腹に赤ちゃんがいますとステッカー貼るのも、なんだかなぁと思ってしまって。

今思えば、気にせず付けておけば良かったなー！と思っています。
駐車場だって優先の場所へ停めやすくなったはず。元気な時はいいけど、

ちょっと身体がしんどいなって時はステッカーを貼っておけば、優先の駐車場使おうって思えたかなと。

マタニティマークへの批判

Twitterや掲示板を見ているとたまにマタニティマークを付けている妊婦が嫌がらせをされていた、などの記事を見かけます。

わたしも電車でわざと足踏まれたり、荷物引っ張られたりした時あるけど(確実にマタニティマーク見ての確信犯)本当に怖かった。

足なんて何回も何回も踏まれて、つわりで通院してる時だったから本当につらかったけど、やめてと言う気力もないくらい弱ってたから何も抵抗できなくて悔しかった。

— たぬ@15w (@10taaanuuu31) 2018年7月20日

うちの妻、マタニティマークつけると不妊の方から嫌がらせ受けたり、電車で立ってると「席譲れよオラ」って見做されて大変って、結局ほぼ使わなかったな。

— 榎宮＠ノゲノラ10発売中 (@yuukamiya68) 2016年6月20日

なんでしょうね。
妊婦に対する嫌がらせするなんて人は少ないのでしょうが、一定数はいるのですね。

そういう人は妊婦に限らず、自分より弱者と認識した人に対して嫌がらせをするような人だと思います。心が狭く、もしかしたら嫌がらせ自体を楽しんでいたりするのかもしれません。

また、不妊の人が見て傷つくという意見もありましたが…。

そんなことを言ったら赤ちゃん連れの家族やお母さんを見るだけでも傷つくでしょうし、ＴＶで妊娠・出産のドラマやニュースがやっているのを見ても傷ついてしまいます。

女性の妊娠・出産は自然で日常に起こりうることで完全にそれに関する情報を排除して生きていくのは無理に等しいのではないかな、と思うのですよね。

不妊で悩んでいる方のお気持ちは察しますし、事情を知っていたら気を遣うのも優しさだとは思いますが、そのせいで援助を必要とする妊婦さんが遠慮して、マタニティマークを付けるという主張ができないのはおかしいものです。

以上のことから、自分の身を守るためにあえてマタニティマークを付けないという方もいるようですね。

マタニティマークを付けても周りは思ってるより優しい

上記ではマタニティマークの嫌な面を挙げてしまいましたが、思っているより世の中は妊婦に優しいです。

電車で妊婦さんに席譲った。正面から見てお腹少し大きいかな？と思ったけど確信持てず、リュックのマタニティマークで確認。
少し離れてたけど声かけたら、私の席の目の前に立ってた男性も「ああ、すみません、気づかなくて」と快く道をあけてくれて嬉しかった。
赤ちゃん元気に生まれますように。

— A.MANO (@MOON_EGG_4) 2018年7月19日

結構な満員電車でお腹張っててさすってたらそれに気づいたのかマタニティマーク見て気づいたのかわからないけどお兄さんが席譲ってくれた初めてで驚いて声出ずペコペコするだけしかできなかった、、申し訳ないありがとうございますって言いたい( ᵒ̴̶̷̥́ ^ ᵒ̴̶̷̣̥̀ )。。

— 優 (@JQTrG7ilGhQ1lA2) 2018年7月20日

妊婦を気にして配慮して下さる方もたくさんいます。

私は必要な場面が少なかったので、マタニティマークを付けることは無かったですが、お腹が大きくなってからはスーパーのレジのお兄さんやおばさまが、わざわざ袋詰めする場所までカゴを運んでくれることが何回もありました！

また、「この人は妊婦さんなのか？ちょっとお腹が出ている体系なだけなのかな？」
と判別しにくい方もいると思うので 、配慮をしたいと思っている方の善意を受け止めるためにも、分かりやすくマタニティマークを付けるべきかと考えます。

マタニティマークの本当の意味での必要性

マタニティマークがあれば、万が一事故や急病で本人が意識を失った時にも、胎児に悪影響のある処置を避けることが出来ます。「私は席を譲って貰わなくても大丈夫」という方も、必ず付けて下さい。妊娠初期のお腹の目立たない時こそ付けて下さい。健康な赤ちゃんを産む為に、付けてください。

— 永峰 歩実弥 (@fmyngmn) 2018年7月13日

ヘルプマークは妊娠初期の方も使えます。
妊娠初期はつわりがひどい方おり、流産の危険性も高いので不安な方はこちらを使用してもいいかもしれません。

まとめ

私はつわりもひどく無かったことや車での移動手段をとることが多かった為マタニティマークを付けずに過ごしましたが、今調べてみて、改めてマタニティマークは付けた方がいいと感じました。

妊娠している方、マタニティマークを付けることで、何かあった時にもお腹の赤ちゃんと母体を守れるかもしれません。

もしまた妊娠する機会があったら、私も今度は使おうと思います(笑)

マタニティマークやヘルプマークを抵抗なく付けられる世の中をみんなで作っていけるといいですよね。